役割

アメリカ人へのデモンストレーションは大失敗だった。 英語が全く口から出てこなかったのである。 たぶん、昔の自分だったら激しく落ち込んで「明日から英語を猛勉強だッ」と闘志を燃やしたことだろう。だけど、今の自分は「できる人にお願いしたらいい」と…

今日の日本酒

宝山(たからやま)純米吟醸(新潟県・新潟市/宝山酒造株式会社/5点) 新潟の酒蔵【日本酒】|宝山酒造 正月に越後湯沢を訪れたときに入手した一本。お酒が飲めない頃に大人たちが飲んでいる水。と思っていたかんじの風味・味わい。いわゆる「酒くささ」が…

漏らす人

「わたし、来月の20日で退職するんです」 通院を始めた歯医者で、次回の予約を取るとき、歯科衛生士の女の子がそう告げた。 そして、 「予約が詰まってまして.......次回6/20の18:30でいかがでしょう」と続けた。 少し脳が揺れた。なんだこの会話。退職する…

本番ノススメ

先日電車の中で隣に座った外国人に突然話しかけられた。どうやら堺筋本町に行きたいらしい。堺筋本町に行くためには淡路で乗り換えなくてはならないが、この電車は先ほど淡路を出発して梅田に向かって突っ走っているところだった。次の十三でいったん淡路に…

課題

「やっていない」集合の中で、「やっている」としたら、「やっていること自体」が価値になる。 でも、 「やっている」集合の中で、「やっている」では価値にはならない。「いいことをやっている」が価値になる。 「いいこと」をやらないと価値にならない。「…

ミニ!ミニ!!ミニ!!!

6月28日からニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータが再発売されることが決定された。 7月7日からニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ週刊少年ジャンプ50周年記念バージョンの発売も発表された。 さらに、SEGAからはメガドライブミ…

黒島教会を訪れて

5月の連休に長く読めずにいた「坂道のアポロン」を読みたいと思っていた。 最近、これまで読みたいと思っていた漫画を順番にこつこつ読み進めていて、5月の休みは「坂道のアポロン」をふと読もうと思いました。本当にふと思ったのです。 連休の後半に長崎を…

我唯足知

※ しばらくいろいろ振り返って行きます。 後ろ向きにならないように努めるのでもうちょっと付き合ってね♡ 今年の個展について。 手ごたえがありました。かなり。達成感はこれまでの個展でも最も大きかったと感じています。陳列が終わった瞬間、天に上るよう…

今日の日本酒

蓬莱 純米吟醸 家伝手造り(岐阜県飛騨市/有限会社渡辺酒造店/8点) 【飛騨古川】日本で一番笑顔あふれる蔵 蓬莱・渡辺酒造店 NHKサラメシを観ていたら、岐阜県酒造のサラメシ!が紹介されていた。アメリカ人の蔵人が日本酒作ってる。と聞いて、こら飲まな…

ふりかえりたい。

「ふりかえるな!前にすすむんだ!!」 .....みたいな恰好良いセリフがあるけど、僕はやっぱりふりかえりたい。 いつもふりかえっていたい。ずっとふりかえっていたい。 潔くないなあと思いながら、それでもやっぱり、ふりかえることが大切なときもあると思…

アクロバット

少し前に「オデッセイ」という映画を観た。リドリー・スコット監督の名画である。 人類が火星に降り立つことができたというくらいの近未来。調査員の一人が事故で火星に取り残されてしまい、地球からの支援を受けながらなんとか火星で自炊しながら生きながら…

得意なことを磨く。

車が大好きな職場の同僚が、休日をまるごと費やして自分の車を完全防音対応にしたという。高速道路を走っていると、走行の騒音で、車内のラジオの音がかき消されてしまうことがある。彼はその騒音を遮断するために、車の扉の内側に防音板を埋め込む工事をし…

一難去ってまた一難。

今回もなんとか個展を無事に終えることができましたが、それも束の間、すぐに次の制作が待っています。 6月に入ってすぐに開催される関西二紀展に向けて、100号の作品を制作しなくてはならない。 タイムリミットは1ヵ月。 毎年、この時期にはそんな「一難去…

ずっとそこにあるということ。

7年ぶりに箱根を訪れた。 この間、東日本大震災があったり、大涌谷の噴火があったりして、一時、観光客は動いたようだが、やっぱり箱根は箱根だった。火山があり、湖があり、温泉があり、そして富士山がある。多くの観光客がそれらの間を賑やかに行き交って…

アウトソーシング

東京駅の丸の内方面の駅前広場がすっかりきれいに整備されている。 駅舎がリニューアルされてからも、駅前広場は柵がされていてずっと工事中だったけど、ようやく全ての改装が終わってオープンになったようです。(ずいぶん前の話なのかもしれない。単に僕が…

今日の日本酒

純米吟醸ひたち錦 大観(茨城・日立市/森島酒造株式会社/10点) 森島酒造 茨城 大観 酒 日本画の巨匠・横山大観が命名したといわれる日本酒ということで、どちらかと勢いで手に取ってみたのだが。雷に打たれたような衝撃。なんだこれ!?うますぎる.....…

「ご縁ですね」 優れた作家さんが謙虚にシンプルに今の成功をこう言うのをよく耳にする。まるで魔法か偶然か、説明のできないチカラがはたらいて今があると。でもやっぱり最後は「仕事」なんだと思います。いい「仕事」があって初めて良いご縁を引き寄せるよ…

ムードメーカー

ムードメーカーといわれる人がいます。 眉間にしわを寄せて仕事をしていると、 ふと近寄ってきて、 まるでクリームブリュレの表面をスプーンで軽くこつんと壊すかのように、硬くはりつめた空気の膜を心地よく壊してくれる。 あの心地よさはなんだろう。 日本…

準備

イチロー選手は、たとえその日に自分の打席が回って来ないとしても、声がかかればいつでも最善の仕事ができるよう、100%の準備をしている、と聞いた。 仕事が来るからやる。でもなく、 仕事が来ないからやらない。でもない。 誰かが来るからやる。でもな…

今日の語録

「強くないと視界に入り続けられない」 ただそれだけの事....。 ここは嫉妬とかして腐る所ではなく 強くなるために弱いとこを探して 1つずつ修正していくだけの 頭がヘンになりそうな作業を 正気でコツコツ繰り返すだけの 単純な話なんだ。(「三月のライオ…

今日の一冊

漫画「BEASTARS」①~⑦巻(以下続刊)板垣巴留著 秋田書店 2018年の漫画大賞受賞で話題となった作品である。 実はこの作品を手に取る前は「大賞ってホントか?動物を擬人化しただけでは?」みたいな偏見をもっていたかもしれない。絵柄にもなかなかの癖があっ…

御礼

このたびの個展で、 絵を1枚、ご購入いただきました。 万年筆を使った小さな作品です。 僕のチカラではありません。 画廊のオーナーがファンと僕をつないでくれました。 高く売れたとか安く売れたとか。そういうことには興味はありません。 寝室の枕元に飾…

プロダクションノート6 ~ねらい~

個展開催の数か月前に書いた「個展のねらい」です。ほとんどなにも決まっていない時に、なんとなく書いたのだけど、今改めて見て、なんだかそこそこは当たっている(笑)。 ほんとうは着手したときのねらいと、着地した後の結末が、ぴったりとつながるのが理…

プロダクションノート5 ~看板~

全ての絵の陳列を終え、キャプションも付け、芳名帳もお礼状も配置した。 やっと全ての準備が終わった、あとはお客さんを待つだけだ! ..................と思ったのも束の間。 「あと30x50cmの看板が必要です」 入口付近に立てる看板に、展覧会名を書く…

プロダクションノート4 ~下絵~

僕にとって、下絵は絵画の「命」です。下絵を描かない作家もいますが、僕は下絵を必ず作ります。この下絵づくりが長い。1ピクセルのずれをも補正してモチーフを右に左に動かします。時にはモチーフそのものを差し替えたりもします。PC上で、スケッチブック…

プロダクションノート3 ~個展作品キャプション~

作品のタイトルはいつも後から決めます。絵画作品にはほんとうは言葉は不要だと思っています。言葉を足すということは絵という言語で表現できなかったことを言葉に頼る。という敗北宣言のように思っています。それでも制作した全ての作品を振り返り、俯瞰し…

プロダクションノート2 ~個展陳列計画書~

会場の地図を使って、どんな作品を作りどんな空間を作っていくかを考えます。もちろん会場に直接足を運んだりして広さも体感します。制作の状況やコンセプトの見直しが都度はいって、最後の最後までぐるぐると陳列計画は動きまくります。その結果がこんなか…

プロダクションノート1 ~制作進捗管理表~

個展制作に入るときは必ず進捗管理表を作って壁に貼ることにしている。 時間を見える化するのが一番の目的です。この表をいつも眺め、残日数と現状の制作を照らし合わせて、今余裕があるのか、ピンチなのかをいつも体で感じるようにしています。だらだらとな…

面倒礼賛

個展制作を振り返ってみて思ったこと。 「めんどくせえなあ」という独り言をかなり連発していたような気がします。 こんな感じで描きたい。とあどけなく思ったことを、実際に描き始めてみたりするのだけど、すぐに思ったようにならない障壁にぶち当たります…

今日の語録

「部屋のすみで少しだけピアノを弾き 地球の裏のだれかのことを想う そんな日日をこころから愛している 女神にそっと手紙を書いていのる いのる 」 (Yogee New Waves「Bluemin'Days」)