2007-07-19から1日間の記事一覧

読書 「旧怪談」 京極夏彦著(8点/10点)

大変怖い本である。 江戸時代に書かれた「耳袋」という書物の怪談・奇談を、かの京極夏彦が現代的に意訳した書物である。 音楽的に言えば「カバー」ということになる。「カバー」は大抵オリジナルに食われる。が、京極夏彦の手にかかれば耳袋もオリジナルを…