勝利の中の敗北

第四回世界大賞展の結果が届いた。



2点中、1点が「入選」していた。



が、しっくりこない。


まず、どうして授賞できなかったのか?
正直、授賞できなかった口惜しさの方が大きすぎて、入選をよろこぶ気に全くなれない。


しかも、2点出したうち自信作と思っていたものが選外で、失敗作と思っていたものが入選したのである。
良し悪しを定量化できない絵画だからこそこういう不思議なことが起こる。
人の眼とは本当にどこを見ているのか計り知れない。


たぶん今年も講評会はあるだろうから、あわせて話を聞いてこようと思う。□