RINGO EXPO ’08

椎名林檎10周年記念特別実演会「生林檎博'08」のため、さいたまスーパーアリーナへ足を運んだ。


会場は5万人ほどのファンでぎっちりと埋め尽くされていた。


流石10周年というだけあり、ステージ手前にオーケストラピット(指揮:斎藤ネコ氏)、そしてステージ奥にはバンドが組まれるという構成。更に林檎嬢の衣装も4,5回変わり、ダンサーも100名程度。という演出で、とにかくバブリー!という感じであった。


席種はSで、かなりの後ろであったのだが、これだけの大会場になるともはや前も後もあったものではなく、むしろ座ってじっくりきけたことは幸いだったと思う。



曲目は東京事変の曲も3曲ほど含まれたが、主に椎名林檎名義で出した曲を中心に構成されていた。

個人的には、包丁で林檎を切り刻みながら「浴室」を唄う林檎嬢に、デビュー当時の尖ったエロさのようなものを強く感じ、なつかしく聴いた。
更に「ギブス」や「正しい街」など個人的に特にお気に入りの曲が演奏されたことも満足であった。


期待のS席のお土産は、


・旗x1本
・ポケットティッシュx1個
・ミニペナントx1枚


....というこじんまりとした内容ではあったが(たぶん金額的に300円程度の内容だろう)、まあこれだけのお金をかけたステージにお土産があること自体、奇跡と思ったほうがいい。
但、結局600席程度しか売られなかったとされるプレミアムシートの豪華お土産が何だったのか、は気になるところだ。
20000円だもんなあ。少なくとも5000円はお土産代になっているだろうからS席とは全然違うものだと思っているんだけど。


次回20周年(気が早いけど)は、一旦飽和した演出を離れ、林檎嬢のアコギ1本完全ワンマンという感じの実演を希望してます。□

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[RINGO EXPO '08演目]

01.ハツコイ娼女
02.シドと白昼夢
03.ここでキスして
04.本能
05.ギャンブル
[VTR:林檎の筋→デビューからこれまで]
06.ギブス
07.闇に降る雨
08.すべり台
09.浴室
10.錯乱
11.罪と罰
12.歌舞伎町の女王
13.ブラックアウト
[VTR:林檎の芯→生誕からデビューまで]
14.茎(STEM)
15.この世の限り
16.[COVER]椎名順平氏の曲
17.夢のあと
18.積み木遊び
19.母国情緒
20.カリソメ乙女


アンコール1
21.正しい街
22.幸福論(悦楽編)


アンコール2
23.[処女作]みかんの皮
24.[新曲]「東京」?「余興」?