青のゲームと赤のゲーム。

業務で左脳を使う。疲れる。


絵を描き右脳を使う。疲れる。


脳が熱を出している。脳を休めたい。


そんなときに、ゲームをする。疲れが癒される。


そうだ。俺は脳を休めるためにゲームをしたい、のだ。


が、昨今のゲームの複雑さと来たら。


ゴッドイーターを買ってみたが、始めていきなりでてくる専門用語の山。知るかよ。


こちとら、そんなものを理解したり考える脳の隙間は残っていないのだ。


ただ何も考えずにAボタンを連打するくらいでサクサクゲームがしたいのだ。


これは昨今ゲーム離れをした全てのおっさんたちの代弁(のつもり)である。


ハードが高性能になってやれることが増え、作り手はレッドオーシャン戦略的に作りこむ。


だがそんなやり手に深い理解を求めるような複雑なものに1つ1つ付き合っている時間や体力はもはやないのである。


アンチャーテッドをやったとき、そういう問題がすっきりと整理されているのに驚嘆した。


優れたハードの特性を映像のみに活かし、それ以外の遊ぶ部分についてはスーファミレベルのシンプルな操作で楽しめるようにポイントが絞りこまれていた。作り手の美学を感じた。
自虐性を売りにする日本人という民族にはなかなかこういう作り方はできるものではない。


そろそろプレステの世界にもブルーオーシャン戦略が必要なのではないか。Wiiに学べよ。□