魔女の歌

この期に及んでLADY GAGAにはまる。


絵を描いている時間が長く、必然的にテレビよりもラジオに依存する生活をしている。


ここ数年、ほとんど毎日1回は必ずLADY GAGAの楽曲を耳にしていたと思う。それほど世界的にヒットしているということなのだろうが、個人的にはとりわけブレークするわけでもなかった。


「魔女の歌」。一言で形容すればまさにそんな感じだ。


ブレアウィッチの森に住む魔女がM字開脚で叫んでいる。そういうヴィジュアルが頭に浮かんでいた(どんなイメージだ)。


JUDAS」、「BAD ROMANCE」等どの楽曲にも共通しているのはこれまでになかった新しい種類の「毒」が入っているということだ。


新しすぎて理解ができない。そして数年たってようやく受けいれらられるような「毒」。


これはどの分野にも共通の、前衛芸術に不可欠な要素である。


3年近く毎日聴きながら受け入れられなかったものが突然好きになる。


そういうものを自分も作らなくてはならない、と思うのである。□


追伸:
最新アルバム「BORN THIS WAY」のジャケット。
こわいよ...。まさにイメージどおり。やっぱり「魔女」だ...。
でも26歳。思った以上に若いのね(これはイメージとは違った)。