2011ユニコーンライブツアー!(ねたばれ猛注意)

今年の七夕も雨である。


2011ユニコーンライブツアー「ユニコーンがやってくるzzz...」に行ってきた。


中之島にあるグランキューブ大阪は、最近出来たのだろうか、初めて訪れる会場であった。


ライブは、先般発売された「Z」の楽曲を中心に構成しつつも、デビュー曲のMaybeBlueなど
初期の楽曲を多く取り入れるなど、「シャンブル」のときのツアーとはまた違った、一層コアにユニコーンを追い続けているファン向けの、シュガーレスな感じのライブとなっていた。


個人的に知らない楽曲も多く演奏されていたが、ほとんどの客は観客としてのサビがわかっているようで、会場は熱く暑く盛り上がっていた。


更に今回のメインを務めたセクスィー手島が突然空を舞い歌いだしたり、船のデッキをイメージしたセットの大砲がどかんどかんと煙をあげたりと、ギミックも盛りだくさんで本当に楽しいライブであった。


それにしても、ユニコーンのこの魅力は一体どこから来るのだろうか。


前作の「シャンブル」もそうだったが、「Z」も発売以来ほとんど毎日聞いているのだが
まったく飽きることがない。
とがりすぎてもいない、丸すぎてもいない、個人が持ち寄った楽曲が絶妙な曲順で並んでいる。
どこまで計算していてどこまで計算していないかが全く読めない。とにかく天然のようでいて絶妙なのである。


平日に聞けば、仕事も忘れるくらい癒されるし、休日に聞けば、休日の開放感をより開放的にするような魅力がある。


力をいれていないようで力をいれているようでもありやっぱり力をぬいているようでも。
どっちなんだ。


商業性を伴った芸術活動なので、たぶん相当大変なのだとは思う。でもそれを微塵も感じさせず、余裕というか力の抜け具合を味にしているところがすごいんだよなあ。


俺もこんな感じで行こう!これこのままで行こう!と思いました。□