悶絶。

2度目の胃カメラ検査。


前回、初めて鼻からの内視鏡をやってみて、こりゃあ楽だわい。と昨今の技術進歩に感謝をした次第で、今回も、もちろん鼻から!ということで予約をしたのだが。。


胃カメラを操る先生にも、上手・下手がある。と思い知ることになる。


鼻からの麻酔を注入後、いざ挿入!となったのだが。。


挿入開始からわずか数回のトライの後「.....ん。入らないな。口から入れるぞ!!」と叫ぶ先生。


「..............!!えっ、ちょっ。く、く、口からって。・・・ちょ、ちょっと待ってください!」


と抵抗する言葉も全く耳にせず、容赦なく即時に口に(麻酔も無しですよ!)カメラをぶち込んできやがった。


悶絶。


レイプですよ、これは。こんなのありかよ。


この苦しみ、筆舌に尽くし難い.....。


のどちんこに常時異物が攻撃をかけてきている感じ。吐きっぱなしの状態が永久のように続くのである.....。


しかも!
いざカメラが胃の奥に入ってみたと思ったら、なんだかあぶくだらけで全然胃の中が見えないのである(前回はそんなことは一切なく快晴だったのだが、これも医師の手腕の差なのではないか?)。


必然的に胃の中にカメラが入る時間も長引いて、差し込んだり、引っこ抜いたり、もうぐりぐりぐりぐりと。全部見るまでは絶対カメラを抜くことはしない!という感じで。その間、ずっとくりかえされる、えずき。まさに、セカイノオワリである。


ふりかえってみると、やはりカメラを扱う医者の腕に大きく影響があると思う。


今回の医師は60過ぎくらいで、ベテランを感じさせる医師ではあったが、カメラ扱いについては(というか機器等に)相当弱い印象があった。手際も相当、雑だった。
対し、前回の医師は40過ぎくらいであったが、わりと上手でわずか5〜10分程度でさっくりと検査を終えた。苦しんだのは飲み込む瞬間だけだったと記憶する。やっぱり、腕がよかったのである。


前回の医師は、週に1回しか来ない胃カメラの専門医であった。つまり、それだけ場数を踏んでいるということで、やっぱりどの世界も経験なんだな。と思い知る。さらに、新しいものに対するアレルギーのない40歳くらいの先生が一番いいのだろうとも知った。


検査結果としては、最悪の事態ではなかったが、検査の過程は「最悪」であった。


胃弱はもはや「宿命」なので、今後毎年この苦しみにつきあっていかなくてはならないのだろうが、せめても、先生の選び方だけでも工夫をしていきたいと思った次第である.......。□