飲み会にて。

「なにひとつうまくいっていません。うまくいっているのは恋だけです。

ひとつくらいうまくいっていることがあってもいいじゃないですか!」


....と叫ぶ女の子。


がんばって!と激励する。


自分ひとりではどうしても埋められない「心の穴」は、他人(とくに異性)に埋めてもらうことが、今も昔もこの世知辛い世の中を生き抜く上では、必然なのだろう....。だから人は、恋を、結婚を求めるのだろうか...。


制作の苦しみは、自分にしか埋めることはできない。


そして制作のモチベーションの源は「孤独」である。


人々の悲痛な叫びである「心の穴」の多くの原因が「孤独」であるとするならば、こちとら他人に「心の穴」を埋められてしまっては制作のモチベーションを埋められてしまうことになるのではないか。


そんなこんなで今の僕です。


でも人間は最後の最後はやっぱりひとりだと思うのだけれど。


パートナーは、「心の穴」を埋める存在ではないと考える。


パートナーは、心の穴が埋まった人間に「戒め」を与える存在であれ。と考える。□