Tシャツコレクション。

いったい何枚あるのだろうか。......20〜30枚くらいかな。


集めることを目指して買っているつもりはない。


ライブやら美術館やらで発見したり。街で発見したり。


真っ白なTシャツはキャンバスのようで、プリントされた美しい絵柄やデザインにも惹かれ、つい手が出てしまう。


Tシャツは身につけることが出来る芸術作品だと考えている。



今も増え続ける、わがTシャツコレクションなのだが、対して着る機会は最近になって激減してしまっているように感じる。


普段はスーツなので、Tシャツを着るのは、ほぼ休日になる。休日はたいていアトリエに通っているが、最近は生徒さんの絵にアドバイスをしたり、事務の作業をしていて、かつてのように描く時間はほとんど取れていない。


生徒さんには若い子だけでなく年配の人もいる。そういった方たちにお声をかけるのに、Tシャツはチャラ過ぎて失礼になってしまうのではないか、と思えてしまうのだ。


それだけでない。その他、目上の方の展覧会に挨拶に行ったり、画廊のオーナーとお会いしたり、いろいろとフォーマルな服装が求められている場所への出入りが多くなってきたように思う。それに合わせて服装もあまりくだけた格好をすることができなくなってきているように感じるのだ.....。


....といった話を先日アトリエでこぼしたら、生徒さんたちは「いいですよ。着て来てください。」と言ってくれたのだが。
さすがに(例)綾波レイのTシャツで、マジ顔になって「そこのデッサン、崩れてます!」なんて言ったところで全然効き目なさそうだし.....。


そんなふうにして僕たちは大人になっていくのだろうか....。


夏がまた終わる...........。□