アトリエの研究生の展覧会「樹の会展」が始まる。
毎年春の開催が恒例となった本展も今年で15周年を迎える。
研究生の数は年々ゆるやかに増え続け、今や60名におよぶ。
例年、自分は100号の作品を展示させてもらっていたが、
生徒からスタッフへと姿を変えていく中で、
展示スペースの都合も考えて自粛することになり、
今年は30号の出品となる。
開幕前にこんなことを書くのもアレですが、.......コレ、失敗作です。
少なくとも自分は失敗作と思っていたのだが。
先日「なかなか良かったぞ」と、褒められ脳震盪を起こす。
褒められることに慣れていないから、素直に受け止められない。
「気持ち悪いな。」と思ってしまう。
なんか裏があるんじゃないかと疑ってしまう。
もし本当に褒めているのなら、
「先生、視力悪くなったんじゃないか。」とすら思ってしまう。
全然なんだよなぁ。こんなもんじゃない。
アホ・ボケ・カスといわれているほうが安心する。変態ですね。
狂っていると思われても結構。というか、もっと狂っていかないと。
個展では必ずこの汚名を返上しますので!どうぞご期待くださいませ。□