職場の先輩がカラオケにはまっているようで。
先日もカラオケに一人で出掛け、なんと同じ曲を
延々と繰り返し、2時間も歌い続けて帰ってきた模様。
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どうやらそのカラオケ店では曲の歌われた回数が
カウントされ、その回数によって、
その楽曲の歌い手であるアイドルさんの人気ランキングが
決まるというシステムなのであった。
先輩は、自分が熱狂的に応援するそのアイドルさんの人気を
少しでも前に押し進めるために、2時間も同じ曲を歌い続けて
いたわけである。
ちょっとした狂気を感じつつ、まあ狂気も美だよなぁと思いつつ。
自分にはそれほどまでに熱狂するアイドルさんはいないので
ちょっとうらやましいななどと思ったりもしたのである。
かつてはテレビに登場するアイドルさんしかファンは知りえなかったけれど、
今となっては身近にいる女の子でもアイドルの最後尾としてデビューできる
わけです。そして人気を上げていけば頂点にたどりつくこともできる。
全ての女の子にチャンスが与えられている。すごいことだと思います。
アイドルさんに限らず、小説家でも、イラストレーターでも、音楽家でも、
ネットを介して作品を発表してファンの支持が得られれば、
頂点にたどり着くこともできるわけです。凄い時代になったものです。
まぁ誰にでもチャンスが与えられ、門は広くなった分、その先の
フィルターはさらに狭くきつくなっていることは間違いないのだけれど...。□