本番

必ず「本番」に臨まなくてはいけません。

「練習」で終えてしまってはいけません。

石膏デッサンも。クロッキーも。

タブロー=「本番」のための「練習」なのです。

「練習」はどんなにやっても「練習」以上には

なりません。

本当の仕事は「本番」の中にあります。

「本番」には必ず痛みが伴います。

準備には途方もなく時間がかかり苦しみます。

誰かの時間をお借りし価値を提供する。

その緊張感。プレッシャー。 恐怖。

失敗したくない。

落選したくない。

恥をかきたくない。

その真剣な戦いをやりぬく。やりぬかなくてはなりません。

この門を通らないものは、ずっと「おままごと」なのです。

この門を超えた先にこそ多くの優れた仕事が残されている。

しつこく、辛抱強く、どんどん本番を戦い抜こうと思います。□