この惨敗について。

出品前にこの作品が「駄目」であることは、
先生には、はっきりとわかっていたようだ。
それでも「やめておけ」とは言わなかった。
なんで言ってくれなかったんだ。と思った。
でも刹那、言われたところでやめることは
できなかっただろうと思い至る。
結局やりたかったのだ。誰が何といおうとも。
失敗することがわかっていて、失敗を避けさせること。
失敗することがわかっていて、あえて失敗させること。
どちらも愛の形なのだろう。
失敗は辛い。立ち直れないほどに。それでもこの痛みを
思い知らなくては次には進めないのかもしれない。
この痛みを愛と受け止め感謝し、進んでいくしかない。□