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何必館 田原桂一光画展

 

美術は持ち帰ってはいけない。

 

美術は会場の空間や匂いと一体化し、

ひとつひとつの作品がまぶしく輝く。

刹那、ほしい!と思ってしまう。

でも持ち帰ってはいけないのだ。

持ち帰ることもできない。

空間とセットでの作品だから。

もし仮に持ち帰れたとしても、

すぐに日常に溶け込んで

この輝きはすぐに消えてしまうのだろう。

だから、今ここでしか楽しめないのです。

だから「会いに行く」のです。

一期一会を惜しみながら「見つめる」のです。□