未来は今

amazonが「空飛ぶ倉庫」の特許を出願したらしい。

上空を飛ぶ飛行船からドローンを使って配達をする
というものらしい......。
なんというダイナミックな構想なのだろう....。
そんなものが本当にこの世に実現するのだろうか。
だが、amazonならばやりかねない。
少し前にPanasonicがコンビニのレジを簡素化する
実証実験を始めたと聞いた刹那、amazonは入店し、
店内のものを掴んで出店するだけでレジが終わる。
という更なる簡素化をはかるアイデアを提示して、
日本のこれまでの帰納的な発明のアプローチでは
最早この時代についていけない、という危惧すら
感じてしまった。
少し前には単なるSFでしかなかったような荒唐無稽な
イデアが今や「その位なら実現できそうだ」になって
きている。しかもかつてなら実現に10年はかかったで
あろうそんな根底を覆すような発想ですら、今なら
1年程で実現できてしまうくらい世界は速い。のである。
大昔のSF小説や漫画で見てきた未来は、もう「今」なの
かもしれない。
2017年は。そしてこらから世界は。
どうなっていくのだろう。
個人的には楽しみというより、不安で仕方がない。
モノや機能の先にあるものづくりの未来。
僕らはその加速する未来の中で常に体質を作り替えながら、
時代にあった新しいものづくり、お役立ちを継続して
行かなくてはならないのである。歳もとりながら.......。

不気味なスリルと楽しみを共存させた不思議な感覚の中、
僕は2017年を1日ずつ進んでいくのである。□