臭う作家と臭う作品

作家そのものが臭うのに、作品は無臭。

作家そのものは無臭だが、作品が臭う。

優れた作品を残して逝った先輩たちは、

必ずどちらかに属していたように思う。

どちらも正である。

僕は臭う作品を遺したいのだが、

どうやら臭うのは僕自身みたいだ....。□