外出先から自宅に戻ると
トイレの扉に鍵がかかっていた。
・・・・・・・!?
中から鍵がかかっているのです。
一人暮らしですよ!?一体誰が入っているの?!
どうにもこうにも開かない。
その晩はコンビニに走るなどして急を凌いだ。
明日朝に即、不動産会社に連絡して開けてもらおう
と考えて布団にもぐりこんのだが、その刹那、
もしかしたら本当に誰かが入っているのでは...!?
という気持ちの悪い考えが脳裏をよぎってしまった。
眠っている間にトイレに隠れた誰かが忍び出し、
ナイフでめった切りにされて逃走されるのでは...。
結局、洗濯用のつっかえ棒をトイレの扉に仕掛け、
絶対中から飛び出せないようにして、朝を待った。
翌朝、不動産会社に電話したのだが、
現状を伝えた刹那、即回答。
「扉の下の口に、マイナスドライバーを
指して回転させてください」
あー......。一発で開きました。
そして中には犯人など全く居ませんでした.........。
こんな人騒がせな事例は世の中に1000000件あって、
報道されるような事件はそのうち1件程度なのです。
だっさ。でも事件ではなくて本当に良かった。
みなさま、トイレのドアが閉まってしまったときは、
まずはマイナスドライバーのご用意を。□