夢十夜Season2 第一夜

こんな夢をみた。
南天満で一人居酒屋に入り豊かな時間を過ごした。
22時ごろに店を出て職場へ向かった。
職場は既に真っ暗だったが、奥に暗室のような赤い光が
見えたので近づいてみると先輩が一人パソコンを組み立てている。
いつもは優しい先輩なのになんだか気が張っていて、
「デザインの発注はスケジュール通りに進んでいるか」と言った。
「もう間に合わないぞ」と。
ほろ酔いだった自分は一瞬で血の気が引いた気がした。
廊下に置いてある布団を奥にしまわなくてはならない。
姿を消した先輩を探すと、会議室で深夜の打ち合わせが始まっている。
恐る恐る声をかけ布団をしまいたい旨を伝えると、
機嫌悪そうに黙って奥の段ボールをどかした。
先輩のそんな姿を見たことは無い。
そこへ申し訳ない気持ちで布団をしまい、逃げるように職場を後にする。
職場の庭では社内の劇団が青空芝居をしていて、役者に絡まれてしまう。□