今日の語録

自分ができていないことを、他人に対しては「ちゃんとやれ」と言うとき。
逆に「お前こそちゃんとやれ。自分を棚に上げるな」と言い返されたりする。

これ、実は一般的にもとても多いことだと思う。

誰かに何かを指摘するとき、自分がその指摘に対してしっかりできているか。
そう問いかけると、実はできていないことがほとんどであり、
そうなってしまうと今度は誰にも指摘が出来なくなってしまう。

「じょうぶな棚を作れ」

先日同僚と飲んだ時、彼がこの言葉を教えてくれた。
彼が学生時代に研究室の先輩から教えてもらったという言葉である。

そもそも自分も実践できていないことはある。
それでも続く者には自分を棚にあげてでも正しいことを伝えなくてはならない。

出来ない自分を受け入れつつ、続く者にはしっかりと正しいことを伝える。

バトンをつなぐ。ということが欠かすことが出来ない責務なのである。

時には棚に上げても正しいことを伝えなくてはならない。気付かされる名言であった。

追伸:それにしても、学生時代の先輩というのは余程の大人だったのだろうな.....。□