ひとつ上の層へ。

「君は得意なことしかしない」

「その言葉、そっくりそのまま君に返す」

こういう低い対話を繰り広げているレイヤーから
僕はそろそろ本気で脱出したい。
矢張り僕は少しでも相手より前に出たいのだろう。
だからつい相手を落とすことを口にしてしまう。
だけど、僕が得意な側面で相手を抑え付けたとしても、
今度は彼の得意な側面で僕が彼に抑え付けられてしまう。
誰かを一方的に支配することなどできない。
人それぞれできることとできないことがある。
それを今なおできたつもりにして発生する低レベルな対立。
いわゆる一般的に言う「愚痴」や「悪口」というやつである。
大変見苦しい....。

自分が得意なことを磨いて、磨いて、ただ磨いて、とにかく磨いて。
そして、相手の至らないところを非難することは決してしない。
(相手も得意なものを必ず持っていて、日日磨き続けている)
それが結果として自分を引き上げていくことになるのだと思う。

これからは生き方のレベルを+1上にしたい。そう強く願う。□