2017年は国宝をたくさん眺める1年でしたが、
ふと、現代を生きるアーティストの作品で
とおい未来、国宝になりうる作品はあるのか?
.......と思い至った。
村上隆の「五百羅漢図」
奈良美智 女の子シリーズ
山口晃「東京圖 六本木昼図」
有本利夫「室内楽」
鴨井玲「静止する刻」
松本竣介「Y市の橋」
フジタもいいがいいのは全部フランスだからね...。
結構ある。
だが今自分、そして身近な世界からは多分国宝は出まい。
それを知ったとき、僕らの生きる意味はどこにあるのか、
などと20代の若者が考えるようなことに思い至ってしまった。
アウフヘーベンを100回くらい繰り返したら僕でも国宝が
作れるかもしれない......。
絶望的ではあるけれど。まだまだ、しがみついていきます。□