小さな本屋と小さな酒店。

近所にある小さな書店が好きだ。
小さくて狭い書店だが、それだからこそ、
どういった本をどのように並べるかを、
いつも真剣に考え、工夫しているように思う。
映画化で話題の書籍とその関連書籍が並べられ、
トレンドに気付かせてくれることがあったり、
季節等に合わせた読書の提案もしてくれたりもする。
こんな本があったのかと思わず手に取ってしまう
こともある。

同じく東京に帰省した時に必ず足を運ぶ、
はせがわ酒店@東京駅グランスタ。
こちらも小さなお店でありながら、
銘柄が厳選されていて、いつもいいお酒が見つかる。

広い空間でもって、これでもか!とすべての商品を並べて、
選択できるようにするというのも豊かなやりかただと思うけれど、
僕は制約を武器にして上手に工夫して魅せてくれるお店が好きです。

小さいとか。狭いとか、時間が無いとか。お金が無いとか。
そういう制約があって初めて仕事って生きてくるんじゃないかなぁ。
と思うのです。□