弱音を吐く。

個展制作と業務の掛け持ちってのは、
なかなかしんどくて。
ほんとうにしんどくて。
先日、アトリエの先生と飲んだ時にちょっと、こぼしたんです。

今後、個展の運用を2年に1回に変えて、個展の年とコンクール出品の年を交互に運用したいとか何とか。
先生はとたんに顔を曇らせた(ような気がする)。
やれやれという顔をした(ような気がする)。

お前は、自分で決めたマニフェストを、自分の都合で勝手に変えやがるのか(どこかの政治家と同じじゃないか)。
桜が春になって、咲くのがしんどいから、今後は2年に1回だけ咲かせてください。なんていうのか?

ほとんど自分の言葉に置き換えてますが、まあそんな感じのことを言われたように思います。
ささりましたね。
個展を自分に課すことは、自分を逃げないようにするためです。
毎日逃げ出したいと思います。
でも実際に逃げちゃったらきっともう戻ってこられないのだと思う。
からしがみついているのでしょう。
確かに今後時間が流れ、体調や環境も変わって、継続が難しくなっていく。ということもあるでしょう。けれど、それでも咲く。を続けたいと思います。
東日本大震災津波に流された桜が、それでも咲く。という姿を見せつけてきたときに、多くの人は驚き、感動しました。そういう姿に僕もなれたらと思います。

桜ってのは言葉を話さないから、だからこそ、いっそう綺麗なんだろうなあ。饒舌もほどほどにしたいものです。□