制作がうまくいかなかったときは、絶望的な気持ちになる。
毎日限られた小さな時間で制作をしている。
失敗をしたら引き戻しにまた大きな時間が必要になる。
失敗はしたくない。
失敗をしないよう、緊張を高めてキャンバスに臨む。
それでも失敗する。失敗ばかりである。やっぱり失敗だ。
ふと、卓球・福原愛選手が、幼い頃泣きじゃくりながら敗北を悔しがっていた映像がフラッシュバックした。
じゃあやめる?と厳しく指導する母親に「やめないで」と泣きじゃくりながら、それでも強くしがみつくのである。
僕の頭の中も、ほとんどそんな感じなんですね。
ちがうといえば、泣きじゃくるということはしていません。大人ですから。ただ頭の中ではころげまわってる。
泣き虫・愛ちゃんとか言われていたけど、わずか4,5歳の幼児が投げ出さずに1つのことに向かっていくんだから、ほんとうにすごいことだと思います。
大人ですら、うまくいかない、とか。見返りが無いとか。幼児の愛ちゃんにも及ばないような、しょうもない理由で簡単にやめちゃったりするんだからなぁ。
頭の中では、いつも泣きじゃくり、転げまわってます。そろそろ成人を迎えた愛ちゃんくらい、しっかりしないとなぁ。□