20回目の挫折

僕の人生は、サブカルチャーです。

いままで裏では微妙に認めながら、表では決して認めていなかったこの現実を、今やっと認めざるをえなくなりました。認めます。僕の人生は、サブカルチャーです。

ずっとメインカルチャーで生きていきたいと思っていました。

でも、たぶんもうこれからはどれだけ努力してもメインカルチャーには入れてもらえない、という最後のジャッジメントが今日、なされたと感じます。

これも人生の一つの「挫折」なのでしょうか。

ちょっと前までは全部、自分の頭で決断ができていたかと思うのです。

でももう、僕一人では決断することができなくなっています。
体力や社会的な立場、環境など。いろいろな要因がからんで、しばられ、一人のたちふるまいが決定されている。それは僕だけのものではなくなっている。
頭ではそんなつもりはなくても、いろいろな側面から、自然にそういう決断に向かうように仕向けられている。

きっとイチロー選手があのような形態をとって、選手からスタッフに変わったのも、これとほとんど同じようなことだったのかもしれない。たぶんそうなのだろう。

人生、短いね。
チャンスはいつもころがっている。でも、この短い人生の時間の間にどれだけそのチャンスをつかむことができるか。前に出ることが出来るか。そうやって多くの先輩たちもアイデンティティ探しに奔走してきたのだと思います。

門が開いている時間は本当に短いから、若い人には無茶をしてほしいです。

無茶をせずにがんばってください、なんてもういいません。
無茶をしても結果はでないかもしれない。それくらい時間はありません。
無茶をしてでも、体を壊してでも、なんらかの成果にしがみついて欲しいです。

.............えーと。
別に僕が人生をリタイアする話ではないですよ。
ただステージが変わってきた。ということです。
僕は僕なりに、新しい戦い方を見つけて、みんなからは何一つ変わっていないような生き方をしていくのかと思います。ともかくも、しがみついていきましょう。□