笑いと驚き。

アトリエに描きに来ていた女の子が結婚すると聞いた。

旦那さんはどこかの企業の社長とのことです。

これまで、社長との結婚なんて話は芸能界だけかと思っていたけど、最近は身近でも普通のことになってきているみたいです。誰も彼もが社長夫人だ。

かつて大きな企業が社会を牛耳っていた時代は、企業も少ないから、当然、社長も少なくて、社長と結婚するなんて話は遠い世界の話だったと思われていたわけです。
だけど、最近はベンチャーを起業する若手社長が増えてきていているから、若くして社長の奥様。というカップルはあまり珍しくはなくなって来ているのでしょう。

僕と同じような年齢かそれよりもっともっと若い人たちが社長となる時代です。
すごいことだなあ。と、ただただ圧倒されます。
優秀な学力とスキルと人柄を持った者だからこそできることです。
残念ながら、僕にはそんなアクロバットは到底、できそうもない。
とくに悔しいとかそういう気持ちはないけど、では、万年平社員のような僕らに、彼らに並ぶ「光」は無いのだろうか、と思いを巡らせてみる。
ベンチャーの若手社長が持つ圧倒的な知力、スキル、経済力は確かに強い。
だが、僕らにも僕らならではの「笑い」と「驚き」と「美学」があるではないか。
多くの女の子にとっては「笑い」「驚き」「美学」なんていらない!と跳ね返されるかもしれないね。やっぱり経済性こそが最も大切だと。
だけどさ、毎日の食事が、それほどまでに高級でなくても、小さな経済力、小さな社会だからこその、発見、驚き、美学。笑いの絶えない日日。ここにこそ、彼らに負けない強み、価値があると思うのです。

小さくっても、大きな驚きと笑いのある日日。
一庶民代表?として、胸を張り生きたいと思います。

なにはともあれ、まずは結婚おめでとうざいます。ですね。(すっかり話が逸れてました)

 

妬みというよりセンチメンタルの裏返しかもしれないな.....。□