才能と価値

「そんなに丁寧に手帳を使えてすごい。」

そんなふうに言われることがあるけれど、

僕にしてみたら、

「手帳を使わずに全て頭に入るのがすごい。」

のです。

手帳を使いこなすのは才能かも知れないけれど、

手帳を使わずに生きられることも才能だと思う。

毎日しっかり3品の料理を作り続けることも才能だし、

毎日好きなラーメン屋に通い続けられることも才能だと思う。

そう思うと、才能ってのは誰にもあるのですよね。

光の中に才能があれば、影の中にも才能があるのです。

ここまでは、いい話です。

世界に一つだけの花」みたいな。

「みんなちがってみんないい」みたいな。

でもせっかくの「才能」であるならば「価値」にまでしたい。

丁寧に手帳を使うと褒めてくれる人が、

1人ではなくて100人。

100人でなくて1000人。

1000人でなくて100000人。となったとき、

もはやそれは、誰もが憧れるもの。そして誰もまねができない「価値」になる。

いうのは簡単、でも実現はとてもとても大変。

それでもせっかくやるのなら、なんとかかんとか「価値」にまで磨き上げたいものです。□