コンテンツに溺れる

ゲームにも胃もたれがある。

最近そんなことを考える。
かつてはどっぷりと1本の大作ゲームに浸って100時間でも200時間でもやりこんだものだが、今やそんな時間も体力もない。
気持ちだけはやる気まんまんなのだが、1日に残された貴重な時間をどこに割り当てるかを考えると、どうしてもゲームだけに時間を割くことはできない。
もともと落ち着きのない性格だから、ゲームをやっている間も、勉強をしたい、本を読みたい、映画をみたい..と次々と別の欲望が脳裏をかすめて、集中できないのである。

節目節目に発売となるメジャータイトルを、いつかはやりたい!と手にはするものの、それをやる前にもう次のタイトルがリリースされてしまう....。完全にコンテンツに溺れてしまっている。

そんな悲鳴をあげる毎日が変わったのは、インディーズゲームの台頭である。
1000~2000円程度で気軽に買えるだけでなく、クリアまでの時間も10時間程度と手ごろなものが多い。
それでいて斬新な発想を取り入れた名作ゲームが、世界中から出てきているのである。
2018年は僕にとっての「インディーズ元年」といっても決して過言ではない。そんな1年となった。
そしてその立役者となったのがNintendoSWITCHである。

毎日かならず1回は立ち上げて配信されるゲームニュースを見る。
ゲームはやらなくてもニュースだけみているだけでも楽しい。
毎日毎日次々とおもしろそうなインディーズゲームがリリースされている。
この仕組みを作り上げたNintendoに感謝したい。Nintendoはやっぱりただものではない。

これまでぼくらのやってきた、がっつりとしたメジャータイトルの進化も、今なおどんどん進んでいるが、ぼくらのようなその進化についていけない人間に、インディーズというもうひとつの選択肢が生まれたことで、時間の取れない「かつての自称ゲーマー」たちにも福音がもたらされたのである。

ゲームにも胃もたれがある。
メジャータイトルを「焼肉」に例えれば、インディーズゲームは「卵かけごはんとお漬物」のようなものなのである。

さて、今日はどんなニュースがあるかな。
そんな気持ちでまた今日もNintendoSWITCHを立ち上げるのである。

 

今日も読んでくれてありがとうございます。
ここ数日は「ゴルフストーリー」を楽しんでます。スーファミみたいなゴルフゲーム♡□