今日の一冊 言葉を選ぶということ。

 

「みっつめのボールのようなことば」 糸井重里著 ほぼ日文庫

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最初の1ページ目から、いきなりこころに沁みわたります。


 ほんとうになにかを伝えたいというときには、

 絶対に「ことばがきれい」なほうがいい。

 

「うるせえよ」じゃなくて「少しお静かにしていただけませんか」

「やれよ」じゃなくて「お願いできますでしょうか」

「くそが」じゃなくて「関心しませんね」

「キライ」じゃなくて「少し苦手です」

気持ちを伝えるのにどちらが美しくてスマートだろう。

言葉を選ぶことの大切さを日に日に感じています。

言葉を選び間違えると伝わるどころか関係に傷がついてしまいます。

言葉が感情的になりそうなら、冷静になるまで言葉を選ぶのがいい。

目的は伝えることであって、感情を押し付けることではありません。

日々の忙しさについ忘れてしまいがちな大切なことを、

糸井重里氏がシンプルな言葉で伝えてくれています。□