今日のゲーム

NintendoSwitch 「The Messenger」(10点)

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「ゲームをやった」

胸を張ってそう断言できるゲームである。

こんな気持ちになれたのは正直、ファミコンスーパーファミコンに没頭していた学生時代以来だったのではないか。

そうなのだ。この「The Messenger」はファミコン忍者龍剣伝に影響を受けたクリエイターが作ったとされる作品であり、実際、何十回、何百回も死にながらも、ストイックに指にアクションを覚えさせてクリアしていくという作りが、ファミコンスーファミゲームに没頭した人へのノスタルジーを強く呼び起こすのである。

だが、たんなるオマージュ作品では無い。むしろすべてのファミコンゲームを踏み台にしながらも進化した完全新作レトロゲームなのである。

忍者龍剣伝でスタートする本作は、メトロイドに姿を変え、ときにはその他様々な作品のギミックも盛り込みながら、8bitと16bitを行き来し進んでいく。

昨今のインディーゲームの台頭は、古き良きレトロスペクティブの気軽さ、コスパの高さを持ちながら、がっつりとやり込める深さを持っているところにあることを、このゲームから思い知ったのでした。

大傑作です。ぜひ遊んでみてください!

 

今日も読んでいただいてありがとうございます。2019の正月はThe Messengerですべて吹き飛んでしまいました。でもあるのは感謝のみです。□