今日の一冊

「スタイルズ荘の怪事件」アガサ・クリスティ著 矢沢聖子訳 ハヤカワ文庫(7点)

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名探偵エルキュール・ポアロ初登場。
毒殺されたスタイルズ荘の女主人。
女主人の嫌われ者の後夫。義理の息子兄弟とその妻、女主人の友人.....。
犯人探しは、まるでサインカーブを描くように翻弄されました(もちろん当てることはできませんでした....)。
ラストは全ての伏線がかちゃかちゃとあるべき場所に音を立てて戻っていくようで快感でした。スタンダードにおもしろい作品でした。

登場人物たちが、お互いを名字や名前、ニックネームで呼んでいて、誰が誰だかちょっと混乱したかな。□