菌と生きる

ピルクルを飲んでいます。

が。ピルクルを飲むとよくお腹を壊すのです。

乳酸菌だろ?腸まで届くんだろ?なんでお腹が痛くなるのだ?

調べました。乳酸菌て何?腸まで届くって何?びっくりしました。

乳酸菌の事って実はここ数十年でやっと少しずつ分かってきたということなんです。

腸まで届く。

.....ということが多くの商品のコピーとして登場してますが、

実は、腸まで届いても「菌は腸で増殖できない」のです。

そして「菌は腸に定着もできない」のです。

腸内フローラを整えるためには常時菌を入れ続けるしかない。
だからヨーグルトを食べ続けるべき。ということらしいです。

さらに!「菌が生きているか、死んでいるか、は関係が無い」というのです。

生きていても死んでいても菌は腸管の免疫を刺激する効果があって、刺激によって菌が増える。

増えるメカニズムはわからないけれど、菌が増えることは分かってきたということなのです。

商品を作っている会社のコピーにもいまなお錯綜がある。菌ってそんなミステリーなのです。

わからないって、楽しいね。

もう一度人生やり直せるならば、農業大学に行って納豆菌の研究でもしたい。

もやしもんか。銀の匙か。

わからないことってしあわせかもしれない。

...................結局、ピルクルでお腹こわす理由はよくわからない。□

 

出典:Bio & Anthropos 知をたずさえ生命の海へ

全体の「2割」が変わるだけで調和が訪れます(光岡知足インタビュー①) - Bio&Anthropos〜知をたずさえ、生命の海へ