一日に2店ものカレー店を梯子してしまった。
京都で個展をしている知人に挨拶がてら、行けていなかったカレー店に行こうと思ったわけです。
1店目は、FM802で紹介されていた大宮にあるSPICE CURRYマルゥクさん。
カウンターのみの小さなお店でした。
笑顔の素敵な女性がひとり、厨房でスパイシーなカレーを調理しています。
丁度お昼どきだったためか、僕が入ってすぐに次々とお客さんが入ってきてカウンターがいっぱいになってしまいました。
チキンカレー(¥950、ミニラッシー付)を注文しましたが、チキンに火を通して1皿ずつ丁寧に作るため、カレーが出てくるまでに時間がかかりました。
でも待たされたぶん、カレーはとても美味しかった。
食べ始めてすぐにスパイスの辛さがズン!ときますが、食べているうちにそれが馴染んできて癖のようになります。やがて酸っぱさが前に出てきます。
深くて美味しいカレーでした。
はじめはマルゥクさんだけしか頭になかったんです。
それほどたくさん食べるわけでもないし、カレーはカロリーも高いですからね。1杯で充分だったはずなんです。
が。なんでしょうね。久しぶりにスパイスを研究したカレーというものを食べてみて、辛さを求める脳細胞が刺激されてしまったのでしょうか。あるいは、自分の中にある「秘めたカレー愛」に火がついてしまったのでしょうか。もう少し食べたいなと思ったのでした。
で画廊の帰りに見つけたのが、2店目のSpice Curry カマルさん。京都文化博物館の筋向いです。
テイクアウトも可能とのことでしたが、店内で食べました。
伝説と言われた東京・原宿GHEEの味を受け継ぐカレー。とあります。
バターチキンカレーのS(¥800)を注文。
こちらはスパイスを利かせていながらも甘味が滲み出していて、マルゥクさんとは全く別の美味しさがありました。チキンも大きくて食べごたえがありました。
カレー、美味いですね。
海外からくる観光客にも、日本のラーメンやカレーは人気のようです。
確かに、ルーツである中華そばや、インドカレーとはもう別の料理になってます。
外から入ってきたものを、加工して磨き上げる。日本人ってそういうのがとても得意なのかもしれないね。
カレー愛、発動しました。
カレー行脚、続けていきたいと思います。□