貧乏症

 

ステンレスボトルを買いました。

 

結構、水やお茶を飲みます。
これまでずっと、通勤途中のコンビニで2Lのペットボトルの水を買っていたのだけれど、運ぶのも重いし、経済的でもないから、そろそろやめようかと思っていたのです。
スーパーで麦茶のティーバックをまとめ買いして、浄水器の水でステンレスボトルに麦茶を作ったら、持ち運びも軽いし、経済的じゃないか。そうしようそうしよう。
そんな願いがずっと頭の片隅にあったのですが、なんだかんだで先延ばしにしてしまっていて、なかなか実現しませんでした。

だけどついにこのたび、買いました!
500ミリリットル入るタイガーのステンレスボトルです。

これがすこぶるいい。

デザインがかわいいし、飲んだら捨てるというペットボトルとは違って毎日僕のそばにあるのです。なんだかほっこりします。
たかだか3000円程度でこれだけしあわせになれてしまうものか。
実は、結構貧乏性です。
無かったら無いで辛抱してしまうし、有ったら有ったでぼろぼろになるまでは使いこむ。更にぼろぼろになっても使えるまでは使い続けるのです。
穴の開いた靴も晴れの日なら、と履きつづけるし、取っ手のとれかけた鍋も、取っ手がとれるまでは現役、と使い込みます。
だからたまにものを買うときは、選ぶのにとても慎重になるし、買ったものはまたしつこく長く使いこむのです。

便利もいいけれど、結構、不便というものも大切にしているのかもしれない(それが貧乏性ということなんだろう)。

これからますます便利が進んで、不便が減って来る時代がくるから、将来はむしろ不便こそが大切に思われる時代が来るかもしれないね。□