2019-06-30 今日の一冊 「有元葉子の料理の基本」 有元葉子著 幻冬舎 技やレシピを1つ1つ説明していくような解説書ではなくて、洗練された写真集、デザイン書、哲学書という印象を受けた。 見開きに大きな写真があるなど、大胆なレイアウトでサラッと読めてしまうが、氏がこれまで積み上げてきた技や哲学の裏付けが感じられ、かなり深い。少ない文字に含蓄があって、見た目以上に長く読み込める一冊である。 早速、グローバルのミニ包丁の購入を考えている。ずっと欲しかったんだ、小さな包丁が。□