スイカに塩

在宅勤務ってのがあります。

通勤時間がないから、すぐに仕事に入れるし、仕事が終わったらすぐに自宅の仕事に戻れるから、さぞかし「楽」になるのだろう、なんて思っていたんだけど。

「楽」になったというわけでもないみたいだ。
というか、むしろしんどかったりする。

ずっと家にいるというのも、思った以上に疲れるものです。

休日であれば外に買い物に出たり、映画を観たりなんてできるけど、そんなことは当然できない。
ずっと机とパソコンにかじりつきっぱなしで仕事して、予鈴のチャイムなんてものも鳴らないから、昼食も忘れて延々と仕事を続けてしてしまったりする。
20:00くらいまで働いて立ち上がってみると、もうぼろぼろに疲れていたりするのです。
ぎゅうぎゅうの満員電車であろうと、体を動かし職場に移動するという時間は、意外にも運動を兼ねた気晴らしの時間になっていたのだな、ということを、初めて体で知ることになりました。

また逆に、自宅と職場の往復の日々が続き、疲れが最大に溜まりきったその先に、ようやくやってくる週末。
やっとたどりついた週末は、仕事の疲れもあるし、自宅の仕事もいろいろ溜まっているし、もう面倒くさいからずっと家で過ごそう。なんて思ったりすることがあるけれど、家にいたら疲れが取れるかと言えば、こちらも実はそうではない。家にいる方が疲れてしまったりする。


やっぱり休みの日は、動かない。のではなくて、普段の経路から外れた場所に体を向けなくてはならないということです。


適度な運動やストレスというものも、なくてはいけないものなんだね。

 

イカに塩をかけるた方が甘さがひきたつ。みたいなことかもしれない(全然違う?)。□