ポイ活男

 

ポイ活をする主婦。というのをテレビで見た。

 

「10年でためたポイントは1000万円を超える。
 ポイントがなかったら家も買えていなかった。」

 

何かを買うときには、必ずクレジットカード、アプリ、ポイントカードを提示し、ポイントをためていくと言う。

その徹底したモチベーションの高さに、ほええ。と声をあげてしまう。
だが、最近の自分も似たようなものではないか、と思い当たることもある。


スーパーで買い物をする。調理をする。家計簿をつける。

5月から、そんな主夫的生活をずっと続けていたのだが、最近になって1円でも安く買いたい。という気持ちが芽生えてきた。

同じ食材であっても、特売日であれば安く買える。別のメーカーのものを選べばさらに安く買えることもある。買った後に、どこかでより安くできたのではないか、と悔やむようになる。

食材はしっかり使い切り、食べきり、無駄がないようにつとめる。

クーポンをもらえば必ず使うようにする。

セールを目指して出かけていく。

ポイントもしっかり貯める。

これってもうポイ活を実践しているのではないか、と思い至った次第である。

主婦たちはどうして1円にこだわるのか、それが今やっとわかってきたような気がする。

小さなことかもしれない。
だがそのコツコツとした活動がやがて山になるのである。
それが達成できていると感じる過程もまた楽しいのである。□


追伸。だけど、居酒屋はやめられないのだけどね.......。

どっちも「心の銭湯」なのですから。

スーパーが心の銭湯の「女湯」ならば、居酒屋は心の銭湯の「男湯」なのである。

あ、語録だね、これ。