★前へ出る

 

目先の面倒から逃げることが将来、何十倍もの面倒になってしまうことがある。

 

ことがある。というより、ほぼ必ず。と言った方がいい。目先の面倒から逃げたら、間違いなく、将来より大きな面倒になって跳ね返ってくる。

 

目先の面倒から逃れたい。

 

それは、今すぐ楽を手に入れたい。という安易な気持ちから、ぼくらがつい手を出してしまう大いなる災いの始まりである。

目先の楽に手を伸ばすと、将来、それがが何十倍もの苦になって返ってくる。麻薬のようなものだ。

 

前へ出る。

 

今、面倒なことが目の前にあっても、安易に退くと、結果すべてを退くことになって、取り返しのつかないところまで堕ちて行ってしまう。

目先で嫌なことがあっても、退かず、先ず「前へ出る」。

一瞬しんどいかもしれないけれど、実はそれが将来、風通しがよくなっていくのである。

いつも正々堂々としていられるために。

まず、前へ出る。結局それが一番だと思う。□