NintendoSwitch「凍える銀鈴花」(9点)
GWの早いうちにクリアしようと思っていたのだが、結局GWはこの1本のみで消し飛んだ..........。
前作「偽りの黒真珠」に続くファミコン風アドベンチャーゲームということで、ファミコンレベルで前作同様の軽めのボリュームを想定していたんだけど、ゆうに2本分以上の密度である。
特殊詐欺の真犯人を追い詰めるというところから物語が始まるが、どうも相棒の刑事ケンの捜査への姿勢がゆるく、追い詰めた犯人もなんだかふにゃふにゃしていて緊張感がない。
一体どんな物語なんだ....と気が抜けそうになったが、事件が佳境に入り、殺人事件へと発展して真犯人を追い詰めていく過程になると、そんなゆるさは全て消え、むしろ凄惨とすら思える過去の大きな事件も絡んだ複雑な物語に変貌する。
犯人逮捕までいってスタッフロールと思いきや、更に発生する事件。
秋田を超えて海外にまで及ぶ大事件に驚愕した。
第三弾のクラウドファンディングのサイトには上記があって、やっぱりボリューム感は「2夜連続」=2本分だったのだと知る。
どんでん返しがあったりミステリーファンとしても完成度が高く、ファンとしては大満足の出来であった。
「どこに行っても物語の展開がなく、総当りでコマンドを試していくしかない」という、かつてのコマンドアドベンチャーの問題を、すべてのテキストを読み切らない限り、場所移動が許されないとしたシステムには賛否はあるかもしれない。
第三弾の制作もほぼ確実になり、2022の発売が待たれます。□
近所の隠れた名店と言われる鮨屋のランチにでかけた。
小さく古い店構えだが、それは板前が職人として徹底的にネタや鮨にこだわりぬいたしわ寄せであるとのことだった。
店内にはそこここにガンプラが。BGMはリンドバーグやらZARDといった90年代のヒットソング。これはなかなかのオタクである。
「ランチコースとビール、日本酒お願いします」
と勢いよく注文をしたが、
「すみません、お酒は出せません」
「あ、ランチはお酒ないんでしたっけ」
「え、コロナで.....」
............でた。アルカポネ政策。
ランチでも酒は駄目なのか。憤。
昼食に軽く酒を飲むこととコロナのつながりがどうも理解できない。
酒のない鮨など、穴の開いていないドーナツみたいなものだ(意味不明)。
あ、鮨は美味しかったです。でも、アルカポネ政策は無しだよな。□