UX喪失

 

「1億円当選の宝くじを換金しに行ったら昨日で期限切れだった」ような。

 

「1番違いの僅差で1億円の宝くじがはずれた」ような。

 

大袈裟かもしれないけれど、それが同時にやってきたような。そんな気持ちだったんです。
数日前に、そろそろ今年の漢字が発表されるなあ...とぼんやり考えていたのです。
すぐに頭にひとつの漢字が浮かんできたので、記事を書いてブログで公開する準備をしていたのです。記事は全て書き終えていました。あとは公開するだけです。
12月15日の発表だから、12月15日の朝にブログ公開したら、その晩にでも僕の予想と実際の発表を見比べられるな。.......そんな計画だったのです。

........が!

もうお分かりでしょう。今年の漢字発表の日は12月12日だったのです。

........しかも!!

奇しくも今年の僕の予想は100%的中していたのでした。
なのに僕の完全な勘違いで発表前のブログの公開が出来なかったのです。

公式発表後に予想のブログを公開したって、最早そんなものはちっとも価値がなくなってしまっていたのでした。たとえ的中していても。

もし、ブログをきちんと12月12日の朝に公開して、実際にその予想が的中していたとしたら。そのユーザーエクスペリエンスたるやどれほど大きなものだったろうかと思うと、もう悔しくて悔しくて
業務中にポンと携帯に入ったニュースで今年の発表がされてしまったことを知り、しばらく真っ白になりましたからね。貴重な体験の機会を僕は逃してしまったのです。

多くの人にはどうでもいいことかもしれない。
でもあの瞬間の僕にとっては宝くじを僅差ではずしたような喪失感があったのでした。
まあこの喪失感もある意味、影の部分のユーザーエクスペリエンスなのだろうけどね。

 

今年の漢字は毎年12/12発表。
肝に銘じて来年、再挑戦です。あー、ばかばかしい。

 

今日も読んでくれてありがとうございます。
昨日のブログは当初の記事に差し替えましたので、今更ですがどうぞ.......。□

 

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