鍋好き

 

鍋が楽しい。

 

やはり日本の冬は鍋だよね。

鍋はまさしく「日本遺産」の一つでしょうね。

簡単にできて、美味しくて、温まる。

残ったお汁で雑炊まで作れて無駄なく愉しめる。

鍋。まったくもって、素晴らしい発明です。

鍋の材料(例えば白菜や椎茸)を買うと、一度では食べきれないから翌日もまた鍋になるわけです。で、一部材料が切れると買い足したりするから、その翌日もまた鍋になるわけです。で、また他の材料が切れると買い足して....と、そんなことの繰り返しで、
冬は連鎖的に鍋が続いて行くのである。かといって飽きるわけでもなくて、そのまま冬越しちゃうか?みたいな流れになってしまったりもするわけでして....。

シンプルに済ませたいときは湯豆腐も楽しい。
小鍋に水と昆布を入れて一煮立ちしたら、ネギ1/2本、椎茸1~2つ、そして豆腐1/2個を放り込み、もう一煮立ちさせる。それだけで大完成だ。シンプルなのに全然美味い。もう少し具が欲しければ、白菜、春菊を投入してもいい。

更に欲しければ、鶏肉か魚を入れます。
そして、肉か魚を切り替えるだけで最後の雑炊に大きな変化が生まれます。
鶏肉を入れた後の出し汁にはうどんを放り込んで煮込むと美味しいし、魚を入れた後であればご飯と卵を入れて雑炊にしたらいい。逆でもいいかな。

最近は白湯スープやキムチスープ、ちゃんこ汁といった袋入りのスープも出ているから更に味付けのバリエーションを豊かにすることも出来る。
スープは濃いめになっているから、半分だけ鍋に入れて更に水で薄めるくらいで丁度いい。残った半分はまた次回まで冷凍するのです。これがまた鍋が続く原因になっているわけですね。

そして日本酒。日本酒は鍋に合わせるために生まれて来たのではないかと思うくらい相性がいいのですね。鍋が進む。酒も進む。素晴らしい相関関係です。

毎日制作をする理由は、その後に待つ鍋のためなのではないかと思うくらいの鍋好きです。

最近はすっかり一人鍋ですが、こんなこと書いていたら、なんだか久々に鍋パーティしたくなってきたなあ....。

 

今日もよんでいただきありがとうございます。
みんなで鍋を囲むってのもまた鍋ならではの楽しさだよね。□