チョコレートディスコ

 

バレンタインデーである。

 

かつてバレンタインデーといえば、女子が大好きな男子にチョコレートを渡して告白をする...なんていうのをよく耳にしていて、かくいう僕も、女の子からチョコレートがほしい。なんて考えていた時代があったのだが、今はどうだろう?
今どきの女子も、男子にチョコレートを渡して告白なんていうことをしているのだろうか。

昨今のバレンタインデーは、好きな男子にチョコレートを渡すなんてことよりも、親友にチョコレートを渡す「友チョコ」とか、自分のためにチョコレートを買ったりする「ごほうびチョコ」といったものが増えていると聞く。
チョコレート自体にも、メーカーがインスタ映えをねらった視覚的に楽しませてくれるものも増えて、買う側の目的も多様化してきたように感じる。

かくいうワタクシは、チョコレートが好きでたまらない。
国内4大メーカーといわれる明治、グリコ、森永、ロッテのどれもが好きだが、最近熱いのはブルボンだ。(どうでもいい)
バレンタインデーはそんな庶民的メーカーのチョコレートはさることながら、世界的に著名なパティシエのショコラや、バレンタイン限定のチョコレートが売られたりで、ファンにとってはたまらない機会である。
我慢ができないワタクシは、百貨店で開催されているチョコレートフェスタにいそいそと足を運ぶ。
会場は案の定、女性で溢れている。が、そんなことは関係ない。ずんずんと会場のなかに入っていく。....とはいうものの、お目当てのチョコレート売り場にはやっぱり女性があふれている。そこにただ一人並ぶおっさん。
「かわいそうに」なんていう女性からの痛い視線を勝手に感じながら、それ以上にチョコレートがほしいという気持ちが勝つ。威風堂々と「こ・れ・く・だ・さ・い・!」と今年は本場ベルギーの「デジレー」をゲットしました。(あー、はずかしかった)
真夜中のウイスキーの友に、いただく予定である。

 

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大のチョコレートファンの一人として、様々なチョコレートが体験できるお祭りがどんどん元気になってくれることはとても嬉しいものである。

が、やっぱりバレンタインたるもの、いつの時代も、女子には男子に告白できる貴重な機会として。男子は女子からのチョコレートを涼しげな顔をしながら、心底ドキドキしながら待つ機会としていてほしいものである。□