もやテン2020 5.日本酒部門

もやテン2020 日本酒部門

1.南部美人 純米吟醸 プリンセスミチコ
1.而今 山田錦無濾過生
3.光栄菊 HELLO!KOUEIGIKU
次点
山本ツーアウトフルベース

生酒が美味しいのはあたりまえ。最近はどうしても火入れの酒よりも、生酒の旨さにひきつけられてしまっていました。そんな酒の飲み方はあまりよくないなと思っていた矢先に出会ったプリンセスミチコは奇跡の出会いだったと思います。皇后陛下が皇太子妃だったときに英国から献上された薔薇の花から分離した「花酵母」によって醸造されたお酒と言われています。肩書は別として、本来のトップクラスの日本酒の旨さに加えて、日本酒にはあまり感じられない花の香りを感じたのです。こんなエクスペリエンスは今年のんだどんなお酒にもなかったのです。その後、普通の南部美人もいたただいて、やっぱり旨い。ということでダントツの一位とさせていただきました。
而今は、ごひいきにさせていただいている酒屋さんの抽選で手に入れたというお酒で、まあ流石抽選するほどの。という銘酒で、日本のトップクラスだと思いました。ネットで手に入れるともう手垢がついて定価が消し飛ぶくらい高くなってしまうのだけど、こんなお酒を2000円程度でいただけるという幸せでこちらもダントツ一位とさせてもらいました。次に抽選があたるのはいつになるのだろうか、と思いつつ。そう手に入らないこその、この切なさがまた一層お酒を美味しくしてくれているのだなあという気持ちもあります。
光栄菊も、今年自力で発掘した中でも最高品酒だと思います。酒店店主に根掘り葉掘りヒアリングして決めた1本でした。HELLO!というのにはあまりにも衝撃的な出会いのお酒でした。
次点の山本も断然美味しいお酒です。今、本家の山本をもう一度味わいながら再確認しているところ。
コロナ禍の中でも、お酒についてはもう枚挙のいとまがないほどたくさんの銘酒に出会えました。□