キャンペーン

 

数年前の手帳を眺めていたら

12月に忘年会が詰まっていた。

 

文字通り「詰まっていた」。

1日の隙も無いほどに....。

 

おそらく当時はどれだけ詰められるか?

どれだけ人を呼べるか?というような、

いわばギネスに挑戦するような気持ちで

詰められるだけ詰め込んでいたのだろう。

 

ただ、

馬鹿なことをしていたものだ、と思う反面、

やっぱり自分は正しかったと思う面もある。

 

人と会ってお話をするということが、

自分にとって呼吸のようなものであり、

生きがいであったという真実が、

コロナ禍を経ることで鮮明になったのだった。

当時は馬鹿な記録を作るためなんていう目的も

確かにあったのだろうけど、それよりも、

自分が生きるために、本能的に人と会うことを

仕向けていたということもあったのだと思う。

 

最近は「人と会おう」キャンペーンと題し、

毎月の初めに、今月は誰と会うかの目論見を

たてて、なるべく声をかけてみるようにしている。

これは自分のもう一つのキャンペーンである、

「バタフライ活動」の一環でもあったりする。

 

そろそろ2022年も終わりが迫り始めている。

12月は忘年会のシーズンである。

数年間のブランクがあったけれど、

お世話になった人。

久しく会えていなかった人。

ただ会いたい人。.....

そんな多くの人たちに声をかけて、

1年を振り返ってみたいと考えている。□