もやテン2022 アート部門

もやテン2022 アート部門

1. ゲルハルト・リヒター展@東京国立近代美術館
2. 楳図かずお
3. 増田力也展、10回到達!&二紀展佳作室
4. 地球が回る音を聴く@六本木森美術館
4. リーウーファン展@新美術館
6. 小松美羽展@阪急百貨店
7. 甲斐彰展
8. こわくて、たのしいスイスの絵本@大山崎山荘大美術館
 (フェリックス・ホフマン)

9. シダネルとマルタン展@京都えき
10. ポンペイ展@京都市美術館
10. みうらじゅんMy遺品展@大山崎山荘美術館

次点
正倉院展
モディリアーニ展中之島美術館
寅づくし@京都国立博物館
天台宗展 愛媛等妙寺菩薩遊戯坐像
観心寺金剛寺京都国立博物館 愛媛の空也
庵野秀明展@ハルカス美術館
安野光雅展@京都えき
国芳芳年
堀江栞画集
石正美術館
ミイラ展@神戸市立博物館
能面100@京都えき
ゴールデンカムイ展@京都市文化博物館


細かいものを入れたら、もう少し見ていたかもしれない。後で直すかも。
今年は、ゲルハルト・リヒターで決まりです。絵画作品はこれくらいやらないともう人を驚かせた利できないのか、と圧倒されたというか。絶望したというか。
リーウーファン展で観た平面作品がそれをまた示していたこともあって、そのUXが今年一の収穫だったと思う。
楳図かずお先生は、80過ぎにしての新作で、まだ全然描けるという力を見せてもらえてうれしかった。また新作が観たいです。図録がいけてなかったのが残念です。
増田力也展は、個展が10回目を迎えて、会心の一撃がでたというか、作品を通じて世界とつながれたような手ごたえがあって、こちらも稀有な体験ができたということで手前味噌だけど入れてみました。
地球が回る音を聴く、リーウーファン展は、今一番観たい、浴びたい美術がそこにあったというか。平面の限界を感じ始めているし、歳を重ねて刺激に対する免疫ができすぎて早々驚かなくなってきてしまっているのでしょう。ヘイゼルナッツの花粉を集めて作品を作るとか発想や行動がやっぱり飛んでいますよ。エレン・アルトフェストの作品もすごかった。平面もまだまだいけるという勇気がもらえました。
小松美羽は、シャーマンですね。でちゃってる。
甲斐彰展は、色彩四天王の一人です。こんな色彩センスが欲しいと強く思ってみました。
シダネルとマルタンも色彩が美しかった。印象派に近い鮮やかな色遣いだけど、雪景色を描くシダネルの作品は新しくて美しかった。
ポンペイ展は、モザイクアートの美しさ。日本でいう縄文時代にもうこれだけのものができていたということに愕然としました。
みうらじゅんは、もう存在感。でちゃってます。これもアートなのか。とまだ決断できないかんじも、ふくめてアートです。□