フェルン。

 

アニメ「葬送のフリーレン」を観て、

色々語りたいのだけれど。まずは、

 

フェルン。

 

可愛い。と思ってしまった。

一級の魔法使いでありながら、なにかにつけ「むー」と機嫌を損ね、

パーティの仲間であるフリーレンやシュタルクに、あたりちらす。

ありていにいえば、「面倒くさい女の子」である。

 

だけど、屈指の魔術スキルを持ち、実戦では一切の感情も抑え、地味な修行の成果を表出し、たんたんと敵を打ち倒す。そんな優秀な女の子の姿と、面倒くさい、いわゆるわがまま炸裂女子。の姿が重なったとき、多くの男子は不思議なことに、「可愛い」と受け止めてしまう。

 

20代くらいの若い男子は「フェルン可愛い!彼女にしたい!」などと考えているのかもしれないが。もし彼女がリアル妻になったとき、どんな惨劇となるのか、想像したことがあるのだろうか。

そんな時代をとっくに過ぎている今の自分は、このフェルンという女の子がこの先、おそらく「とても怖い女性」になっていくのかが手に取るように読めてしまうのだが、そんな自分ですら、やっぱりフェルンを可愛いと思ってしまうのである。

大変なことになるのがわかっているくせに、それでも惹かれてしまう。

男という存在は、ばかなのだろうか。

だが、それ以前に、これは神が生み出したプログラムなんだろうとも思うのである。

おそらくお互い、自分にないものにひかれてしまうように作られているのではないか。

 

そして、これは誰かが言っていたのだが、

当事者にとっては「悲劇」であっても、他人からみたら「喜劇」になる。

フェルンとシュタルクのつばぜり合いは、本人たちは真剣であっても、やっぱり観ている自分たちにとってはコメディになってしまうのだ。

 

自分の今も、たぶん外からは全てコメディに見えているのだろう。□