【メモ】
・あだち充先生の作品のルーツ(=間)は、落語から。
好きなものを深く深く掘っていくことが、
無意識に作品に応用できる力になっていく。
・あだち充VS宮本茂
数はただの数。気にもしない。というのが、あだち充流。
だが、数を目標にする宮本茂流を混在させるのが面白いかもしれない。
【語録】
4
ときどきインタビューでは、
「子ども時代のあだち充に向けて描いてる」
というふうには言います。
そいつに喜んでほしいと思いながら
描いているつもりです。
それは、いまだにそうですね。
高校時代は落語の本もずっと読んでました。
一応、うちのマンガは間(ま)を
褒められることが多いんですけど、
そりゃあそこはもう‥‥。
うん、落語でしかないですね。
5
きっと大勢を意識すると
「これじゃあ通じないな」とか
「わかりにくいかな」みたいなことも
考えちゃいますよね。
だけど、じぶんに向けてだと、
そこはもう信用しちゃってますから。
「これで通じるな」で描いてる。
そうやってつくっていったら、
あんなマンガになってしまっただけの話で。
ぼくもずっとあだちさん方式で、
「そんなのは知らないよ」だったんですけど、
いまの3000万本の話を
「じぶんの友だち」がしていると、
「あ、そっちもおもしろそうだな」って。
6
落語はみんなの芸っていうか、
大人も子どももみんな見てるんだよっていう。
そこでやってるんだよっていう意識が、
いつも落語の中にはあるんでしょうね。