もやテン2024 漫画・アニメ部門

 

1位 「ドッグスレッド」(漫画)
1位 「葬送のフリーレン」(アニメ)
1位 「呪術回線」(アニメ)& 漫画原作完結(12/25 29,30巻発売)
1位 「楳図かずお作品」(漫画)
5位 「カウボーイビバップ」(アニメ)

 

「ドッグスレッド」。作者デビューの失敗作を、ゴールデンカムイで培った成功モデル体験を活かてリブートした傑作。失敗作となったが、今なお面白さが伝わらなかったことの悔しさを青い炎で燃やし続け、今のスキルで描きなおすという執念がすごい。結果、キャラクターの魅力や、試合の描写、映画のオマージュなど、まさにゴールデンカムイの「寄せ鍋」感を、注ぎ込んで目が離せない、アイスホッケー漫画に仕上げている。野田サトル先生には、どことなく「スラムダンク」の「バスケ漫画は失敗するというジンクスを覆した」井上雄彦先生につながるセンスと強さを感じる。
悪魔のいけにえのオマージュがさく裂した時、「あ、成功した」と思い嬉しくなった。
余談だが、荒木飛呂彦先生にも、ビーティ―とバオーをリブートしてほしい。

「フリーレン」は原作は読めていないが、アニメで楽しんだ。フリーレンのたんたんとした性格の裏に積み上げられた永い時間の重さが、ときにあたたかく、ときにほろ苦く描かれている世界観が素晴らしい。ドラゴンクエスト鳥山明ワールドが随所に見え隠れしていて、それが結果として週刊少年サンデーのV字回復に貢献したというところも面白い作品だ。物語の最後までしっかり見届けたい大切な作品である。

「呪術回線」も原作は読めていないが、優れたアニメーションスタジオによりアニメ化されたことで確実に「作品に魂が宿った」と感じた。原作は年末で最終巻が発売されるが、アニメ化を末永く楽しみに待ちたい。その前に待ちきれなくなって漫画を読む可能性も大。まあ、それもよし。だ。

楳図かずお先生の訃報も2024年で大きな事件だったと思う。今作品を読み返してみても、前にも後にもまさに唯一無二の存在だったと思う。「漂流教室」も「わたしは慎吾」も好きだけど、個人的には「14歳」が好きです。でもそれ以上に「ミイラ先生」がもっと好きです。たぶんこれからも一生繰り返し読み続けることだろう。

カウボーイビバップ」は偶然再放送していたのを録画して、今更ながら初見なんだけど、「あ、面白いな」って。当時人気になったことがわかる。面白い作品は時代に関係なく普遍的であります。

「きみの色」「ルックバック」は映画部門であげたのでこの部門からは除外したけど、こちらにいれるとしたら共に1位だったと思う。
.......1位が多いな。見た作品は少なかったけどあれもこれも名作だったと思う。□