もやテン2024 ゲーム部門

1位 NintendoSwitchオホーツクに消ゆ
2位 8番出口
3位 おいでよどうぶつの森ポケットキャンプコンプリート版
4位 本所七不思議
5位 バンパイア・サバイバーズ 
6位 スイカゲーム

圏外
ファミコン探偵倶楽部3 笑み男

 

ゲームはほとんどできない1年だった。もやテンなのに10作品も遊んでない。
しかも、ほとんど少し遊んだだけでフェードアウトしてる..........。
8番出口も、本所七不思議も、バンパイア・サバイバーズも。
1位とした「オホーツクに消ゆ」ですら途中で止まっている始末だ。

まあこの様がこの1年を象徴していてこれはこれでいいのかもしれない。


やはり触れておくべきは「ファミコン探偵倶楽部 笑み男」だろう。
今改めて振り返っても、本当にひどい作品だったという思い出ばかりが脳裡に浮かび、30年来のシリーズのファンとして残念でならない。
事件の本質に近づいていかない無意味な会話のシーンの連続に、突然打ち切られたように終わってしまう物語という構成の悪さを、これ以上ない潤沢なグラフィック、音で作りこむという無駄なエネルギー。もう何十年も使っていなかった「くそげー」というキーワードが脳裡に浮かんでしまった。
坂本さんが発売前から「賛否両論」と言っていたところの本音は、本人もこの物語とその構成を面白いとみていなかったからじゃないかと思う。そして周りの誰も「これ面白くないですよ」と言える人がいなかったのではないか。
同時期に発売されたNintendoSwitch版の「オホーツクに消ゆ」は、テンポ、グラフィックを見てこれだよこれ。と思うほどのよいリニューアルのされ方をしていて、ミステリーアドベンチャーゲームはやっぱりこのテンポだよな、と強く感じた。時代を超えてリメイクするのに耐えるしっかりした骨格のある物語だったからこそなんだろうけれど。パッケージ版を買ったのだが、パッケージを開いた時に、思わず「むふふ」と笑ってしまうギミック?があり、それもまたファンを楽しませてくれた。

改めてミステリーアドベンチャーゲームは、令和の時代になろうが、余計なことはせずに優れたシナリオがあれば、総当たり型のコマンド選択で充分面白いのだと思う。そのフォーマットを崩す必要はない。

来年はSwitch後継機が発売となる?とか、PS5のデスストランディングPart2が発売される?などゲーム業界に大きな事件がたくさんありそうなので楽しみにしているが、果たしてやる時間があるのかどうか。。。□